【やめたら楽になった】1ヶ月で手放した習慣と、正直な変化の記録

やめたこと

寝る前のスマホ、完璧主義な朝ルーティン、情報収集のしすぎ——やめたら意外とラクになったことを正直に記録しました。無理に何かを足すより、まず何かをやめる方が生活は整うかもしれない。そんな1ヶ月の体験メモです。

この1ヶ月でやめて良かった習慣5つ|会社員が静かに手放したこと

  「何か新しいことを始めなきゃ」と思ってた時期が、しばらく続いていた。

 習慣化アプリを入れて、朝ルーティンを組んで、読みたい本をリストアップして。でも気づけばどれも続かなくて、また「自分はダメだな」という気持ちになる。そのループを何度か繰り返したある日、ふと「足すより先に、やめてみた方がいいんじゃないか」と思った。

 この記事は、その考えのもとで1ヶ月間、いくつかの習慣をやめてみた記録です。大きな変化があったわけじゃないけど、じわっと生活が軽くなった感覚はあったので、同じように「なんか疲れてるな」と感じてる人に読んでもらえたら嬉しい。

●「やめる」ことから始めてみた理由

  何かを始めようとするとき、たいていエネルギーがいる。やる気がある日に勢いで始めて、疲れた日に続かなくなって、そこで止まる。そういう経験が積み重なると、新しいことを始めること自体がだんだん億劫になってくる。

 一方で「やめる」は、意外とエネルギーが少なくて済む。何かをしないだけだから。

 もちろんやめること自体に抵抗感がある場合もある。それはあとで書くけど、基本的には「足す」より「引く」方が、疲れているときの改善には向いていると感じた。

完璧を目指さなくていい。まず1つやめるだけでも、何かが変わるかもしれない。

やめて良かった習慣① 寝る前のSNSチェック

  最初にやめたのは、寝る直前のSNSチェック。

 以前は布団に入ってからスマホを開いて、TwitterやInstagramをぼーっと眺めながら寝落ちするのがほぼ毎日の習慣になっていた。特に見たいものがあるわけじゃなくて、なんとなく開いてしまう、という感じ。

 やめるきっかけは、朝起きたときにやけに頭が重い日が続いたことだった。睡眠時間は確保しているつもりなのに、なぜかすっきりしない。調べると、スマホの光が睡眠の質に影響するという話が出てきて「あ、これかも」と思った。

そして続けるうちに心に変化があった。

  就寝30分前からスマホを触らないルールにした。最初の数日は「何もしてないと落ち着かない」という感覚があったけど、1週間くらい経つと慣れてきた。

 1ヶ月続けてみて感じたのは、朝の目覚めが少し軽くなったことと、夜の時間に「余白」ができたこと。スマホを見ない分、本を読んだりぼーっと考えごとをする時間が生まれて、それが意外と心地よかった。

正直、最初はつらかった。

やめて良いことばかり書いたけど、最初は正直しんどかった。スマホを開かないでいると「何か見逃してるんじゃないか」という感覚がじわじわ来る。これはFOMO(取り残される不安)と呼ばれる状態に近い気がする。

でもそれ自体が「自分がどれだけスマホに依存していたか」を知るきっかけにもなった。

●やめて良かった習慣② 朝の「完璧なルーティン」

  少し前まで、朝のルーティンを細かく組んでいた。

6時起き→白湯を飲む→ストレッチ10分→日記を書く→読書30分……みたいな感じで。YouTubeで見た「理想の朝」を真似して作ったやつ。

崩れるたびに自己嫌悪していた。

問題は、少しでも崩れると「今日はもう終わった」という気持ちになることだった。6時に起きられなかった日、ストレッチをサボった日、そういうときに「また失敗した」と思う。

習慣のはずが、プレッシャーになっていた。

だが、それをやめたら朝が静かになった

「完璧なルーティンを実行すること」をやめて、「起きたらまず白湯を飲む」という1つだけに絞った。

それだけにしたら、朝に対するハードルが一気に下がった。起きて白湯を飲めたら、それで十分。あとは気分次第でストレッチをしたり、しなかったりでいい。

完璧じゃなくていい習慣の方が、長続きするのかもしれない。

●やめて良かった習慣③ 気になった情報を全部保存すること

  情報収集が好きで、気になった記事やツイート、YouTube動画をとにかく保存しまくっていた。

「あとで読もう」リストがどんどん溜まって、気づけばブックマークが100件以上。Notionにも「読む予定」フォルダが山積みになっていた。

だが、保存しても見返さないことに気づいてしまった。

 ある日「これ、本当に読み返してるか?」と確認したら、保存したものの9割以上は開いていなかった。

保存すること自体が目的になっていた。「これを取り込めば自分が賢くなれる」という錯覚に近い感覚で、ただ積み上げていたんだと思う。

やめたことは「ひとまず保存」する習慣。今は「3秒で価値を感じないものは保存しない」というルールにした。情報が減ったら、むしろ頭がすっきりした気がした。

●やめて良かった習慣④ 休日に「何かしなきゃ」と焦ること

  休日の朝に目が覚めると、なぜか「今日も有効活用しなきゃ」という感覚があった。

カフェに行く、読書する、運動する、ブログを執筆する——何もしない休日は「怠けた」と感じてしまう。平日に疲れているのに、休日まで自分を追い立てていた。

そこで私は何もしない休日を意図的に作った。

 1ヶ月のうち、1〜2日だけ「完全に何もしない日」を意図的に作ってみた。予定を入れず、タスクも作らず、ただ過ごす日。

最初は落ち着かなかった。「これでいいのか」という気持ちがずっとあった。でも夕方になると、珍しく頭が静かな感覚があって、翌日の仕事が少しだけ軽かった。

休息もスケジュールに入れていいんだ、とそのとき初めて思えた。

●やめて良かった習慣⑤ 複数のタスク管理アプリを使うこと

  一時期、タスク管理アプリを3つ使っていた。

Todoistにメモアプリ、Notionのタスクボード。「これが使いやすい」と聞くたびに試してしまって、結果的にどこに何があるかわからなくなっていた。

タスクを確認するためのアプリを管理することがタスクになっていた。

今はアプリを1つに絞って、それだけを使うようにした。機能は少なくなったけど、迷いがなくなった分、確認するのが苦じゃなくなった。

ツールは多ければいいわけじゃない。自分に合った1つを決めてしまう方が、結果的にラクだった。

そして1か月やめるたことで見えてきたことがある。

「やめる」のが惜しいと感じるものほど、実は依存していたサインだったりする。SNSをやめるのが怖い、完璧なルーティンを崩したくない——その抵抗感が大きければ大きいほど、それが自分の生活の余白を奪っていた可能性がある。

あと、やめることは「諦め」じゃないと思えるようになった。必要なものを残すために、不要なものを手放す。それだけの話。

●読者に試してほしいこと

もしこの記事を読んで「自分も何か手放してみようかな」と思ったなら、まず1つだけ選んでみてほしい。

大きなことじゃなくていい。「寝る前に15分だけスマホを触らない」でも「今日1つだけブックマークを削除する」でも、小さなことから。

やめることに成功体験を積み重ねると、少しずつ「足さなくてもいいんだ」という感覚が育っていく気がする。

まとめ|足すより先に、引いてみる

今回1ヶ月でやめたのはこの5つだった。

・寝る前のSNSチェック

・完璧すぎる朝のルーティン

・「ひとまず保存」する情報収集

・休日に何かしなきゃという焦り

・複数のタスク管理アプリを使うこと

どれも「こうすれば絶対うまくいく」という話じゃない。ただ、自分にとってはこれをやめたことで、毎日が少しだけ静かになった。

疲れているとき、何かを始めることより、何かをやめることの方が早く効く場合がある。完璧な暮らしじゃなくていい。少しだけ余白のある毎日が作れたら、それで十分だと思っている。

——ひかる

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